NewJeansが、SBSの音楽番組「人気歌謡」で披露したパフォーマンスが、PPL(間接広告)として過度だと判断され、放送通信審議委員会から番組側に制裁が下されることが決まった。
問題となったのは、7月30日の「人気歌謡」放送で、NewJeansが新曲「ETA」のパフォーマンス中にiPhone 14 Proを使用してメンバー同士を撮影する場面。彼女たちはAppleのモデルとして活動しており、MVもiPhoneで撮影されたが、一部の視聴者からは「音楽番組でのPPLはやり過ぎ」「広告感が強い」といった批判がSNSで上がり、議論を巻き起こしていた。
写真=SBS「人気歌謡」放送画面キャプチャー
放送通信審議委員会によると、NewJeansのパフォーマンスについて複数の苦情が寄せられ、調査を経て「放送法の規定に違反する」との結論に至った。規定では、番組内容に関係のない製品露出や広告が番組構成に影響を与える場合、制裁対象となる。委員会は「今回のステージは視聴者に対して広告としての意図が強く伝わりすぎた」と判断し、制裁処分を決定したという。
今後、音楽番組における企業との連携やPPLの取り扱い方が、さらなる検討課題となるだろう。
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