
King Gizzard、EDMアルバム『Alien Metal』で音楽の常識を破壊する
King Gizzard & the Lizard Wizardが、初のEDMアルバム『Alien Metal』を発表した。サイケデリックロック、メタル、ジャズ、マイクロトーナルと、これまで数えきれないほどのジャンルを横断してきた彼らが、今度はレイヴフロアへと完全に舵を切った。
本作はギターやドラムを完全に手放しモジュラーシンセのみで構築した徹底的な変身作で、先行曲「Level 5」はハードテクノとインダストリアルが交錯する8分超の大作だ。「音楽をゼロから学び直した」というバンドのコメントは誇張ではない。
『Alien Metal』はAphex TwinやAutechreが切り開いたIDMの実験精神とEUレイヴシーンの身体性を本気で取り込もうとする野心作であり、ジャンルごとに真剣に解体してきた彼らの姿勢が今回も貫かれている。ロックバンドがここまでレイヴサウンドの内側へ踏み込んだ例は稀だ。





























