
The Weeknd、ロサンゼルスでの山火事を受け、新アルバム延期とライブ中止を発表
The Weekndは、ロサンゼルスでの山火事を受け、新アルバム『Hurry Up Tomorrow』のリリースを延期し、1月25日に予定されていたリリースライブの中止を発表した。
The Weekndは、現地時間1月13日に自身のXとInstagramでこの事実を伝えた。投稿では、「ロサンゼルス郡の皆さんへの敬意を込めて、ライブを中止し、アルバム発売日を2025年1月31日に延期する決断をしました」と語っている。

さらに、「この街は私にとって常に大きな影響を与えてくれる存在です。この困難な時期に被害を受けた全ての人々のことを心から思っています。これからも地域の回復をサポートし、未来に向けて歩む皆さんを応援します」とコメントした。
今回のアルバム『Hurry Up Tomorrow』は、当初1月24日にリリース予定だった。また、翌日にはパサデナのローズ・ボウルで開催予定だった「One Night Only」という特別公演でリリースを祝う予定だった。しかし、現在ローズ・ボウルでは被災者支援のための寄付受付が行われており、地域全体が復興に向けた活動に取り組んでいる。

本記事執筆時点で、今回の火災は少なくとも24人死亡、約20万人が避難しており、被害額は500億ドルを超えると推定される。強風によって消火活動が難航し火災の被害が拡大するタイミングで、今回の中止と延期を発表。この決断は、地域社会への配慮を最優先に考えた結果だ。

今回の件で複数のライブイベントやグラミー賞授賞式前日のパーティーがキャンセルされている。なお、グラミー賞自体は現地時間2月2日にクリプト・ドットコム・アリーナで開催予定である。
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