
Calvin Harris、盗作疑惑に怒りの反応。Chicaneに真っ向反論
世界的プロデューサーのCalvin Harrisが、自身の新曲「Blessings」について上がった盗作疑惑に対し、真っ向から反論したことが話題に。
疑惑を投げかけたのは、90年代トランス界のレジェンドChicane。彼の代表曲「Offshore」と似ているとしてSNSで問題提起したことが発端である。
なお、Calvin Harrisは今年のULTRA JAPANへの出演も決定しており、今まさに注目が集まっている最中のタイミングだった。
Chicaneは「Offshore」を流しながら、コード進行や音色が「Blessings」と酷似していると指摘する動画を投稿。キャプションには一言「Copyright Alert」。この一言が、クラブミュージック界隈をざわつかせた。
するとCalvin Harrisは比較動画を自ら投稿し、両曲のコード進行やピッチを丁寧に照合。問題視されたループ部分も検証しながら、「自分の音楽をパクっただと?」と怒りをあらわにする姿を見せた。
そしてCalvin Harrisはさらに反撃を加える。「Offshoreこそ、1983年にリリースされたTangerine Dreamの『Love On A Real Train』をほぼそのまま引用している」と動画内で主張。まさかの盗作返しに、SNSのコメント欄は騒然とした。
この一件を通じて浮かび上がったのは、EDMにおけるコード進行や音色の共通性がもたらすグレーゾーンの問題だ。「似ている」ことが「盗作」となるのか。オマージュとパクリの境界線をめぐり、議論は今後も続くだろう。
また、つい最近ULTRA JAPAN 2025のヘッドライナー出演を発表し話題の彼が今回の騒動を経て、ULTRA JAPANにて新曲「Blessings」がライブで披露される可能性も高く、現地でのリアルなリアクションにも注目したい。
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