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ZERO TOKYOに初来日!今世界で最も影響力のあるDJの一人、Vintage Cultureを徹底解説!

東京・新宿のZERO TOKYOに3月14日(金)、独自の感情的なメロディとグルーヴィーなテックハウスで世界を魅了するDJのVintage Cultureが登場。

BeatMagでは今回、ライブを何倍も楽しむためにVintage Cultureのキャリアや音楽性について現役DJの視点から徹底解説していく。

基本プロフィール

Vintage Cultureは、ブラジル出身のDJ・プロデューサーで、主にメロディックなハウスやテックハウスを得意とするアーティストです。彼の楽曲は感情的なメロディーとエネルギッシュなグルーヴが特徴で、世界的に人気のあるDJの一人として活躍している。

本名:Lukas Ruiz(ルーカス・ルイス)
生年月日:1993年7月7日
出身:ブラジル・マリンガ

世界トップクラスになるまでの軌跡

初期キャリア(2010年代前半

Vintage Cultureは、2013年頃からSoundCloudやYouTubeに楽曲を投稿し始め、ブラジルの音楽シーンで注目を集めた。特に、New Orderの「Blue Monday」のリミックスが話題となり、この曲を機に彼の名が広く知られるようになった。

ブレイクスルー(2016〜2018年)

• 2016年:「Hollywood feat. Ricci」がヒットし、ブラジルのクラブシーンで圧倒的な支持を得る。

• 2017年:自身のレーベル「Só Track Boa」を立ち上げ、ブラジル国内でフェスティバルを主催するように。

• 2018年:名門Spinnin’ Recordsと契約し、グローバルなシーンでも知名度を上げる。

国際的な成功(2019年〜現在)

• 2019年:「My Girl(feat. Fancy Inc)」が世界的にヒット。

• 2020年:リリースした「Slow Down(feat. Maverick Sabre)」がBeatportのTop 10入り。

• 2021年:「Drinkee(Vintage Culture & John Summit Remix)」がUltra Music FestivalやTomorrowlandなどのセットで多用され話題に。

• 2022年:DJ Mag Top 100 DJsで11位にランクインし、世界的な人気DJとして確立。

• 2023年:「If I Live Forever(feat. Izzy Bizu)」がクラブヒット。

• 2024年:TomorrowlandやCoachellaなど世界の主要フェスに出演。

他にはない独自のDJセットの魅力

今回、初来日となるVintage CultureのDJセットは、エネルギッシュなテックハウスと、感情的なメロディが融合した「エモーショナル・ハウス」が魅力。特に、前半はグルーヴィーなビートで踊らせ、後半に向けてエモーショナルな展開を作る独特のプレイが特徴だ。

Tomorrowland winter2024のプレイでは前半はハウスやテックハウス中心のエネルギッシュなサウンドから、後半にかけてエモーショナルなメロディへと展開していることがわかる。

また、直近でVintage Cultureが出演した今年2月21~23日に行われたEDC MEXICO 2025のセットリストでは、Mau P「The Less I Know The Better」などテックハウス、テクノ界の新曲を用いながら、彼自身のID(未公開曲)を6〜7曲ほど交えた1時間のプレイを披露。初来日での公演では、新曲や未公開曲を交えたプレイも期待できそうだ。

EDC MEXICO 2025のセットリストはこちら

Vintage Culture発! 音楽を超えて展開する『Só Track Boa』とは?

Só Track Boa は、Vintage Cultureが立ち上げたレーベル兼イベントブランド。ポルトガル語で「良い曲だけ」という意味を持ち、エレクトロニックミュージックのプラットフォームとして機能している。

レーベルとしての活動

ハウスやテックハウスを中心に、メロディックな要素を含んだダンスミュージックをリリースしており、Vintage Culture自身の楽曲はもちろん、新進気鋭のアーティストの楽曲もサポート。

主なリリース曲はVintage Culture「Círculo Vicioso」、Dubdogz「Techno Prank」などがあり、近年はブラジルに留まらず国際的アーティストとのコラボも増加中。

フェスの開催

当レーベルはブラジル国内で定期的に大規模なフェスティバルを開催しており、特にサンパウロやリオデジャネイロといった都市での開催が多く、毎回数万人規模の観客を動員。

Vintage Cultureをメインアクトとし、Antdot、Dubdogzなど国内外の人気DJが多数出演し、ネオンやフューチャリスティックなデザインの演出で、ブラジルならではの朝まで続く超ロングセットのフェスとなっている。

ブランド展開

Só Track Boaは、ファッションブランドとしても展開されており、オリジナルのアパレルやグッズを販売。Tシャツ、キャップ、パーカーなど、ストリート系のシンプルなデザインが特徴。

Vintage Cultureのファッションセンスが反映されており、フェスやクラブで着ると一体感が生まれるアイテムが多い。公式サイトやイベント会場で購入可能。

公演情報

日程:2025年3月14日(金)
公演名:Vintage Culture at ZEROTOKYO
場所:ZERO TOKYO 東京都新宿区歌舞伎町1丁目29-1
OPEN 23:00〜
料金
・DOOR:¥7,000-
・FASTPASS TICKET:¥6,000-(優先入場・入場料金含む)
・EARLY FASTPASS (100枚限定先行前売りチケット):¥5,000-(優先入場・入場料金含む) ※売切
チケット詳細はこちら

■関連リンク

Vintage Culture公式
サイト: https://www.vintageculture.com.br
Instagram: https://www.instagram.com/vintageculture
X: https://twitter.com/vintageculture
YouTube: https://www.youtube.com/@VintageCulture

Só Track Boa公式
サイト: https://www.sotrackboa.com.br
Instagram: https://www.instagram.com/sotrackboa
X: https://twitter.com/sotrackboa
YouTube: https://www.youtube.com/user/sotrackboa

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