テキスト入力のみで誰でもDJ体験!GoogleのAI音楽生成ツール「MusicFX DJ」を使ってみた!
こんにちは、DJ Magollaです!
先日、Googleが、入力テキストからリアルタイムで音楽を生成するAIツール「MusicFX DJ」を公開しました。
Our latest generative technology is now powering MusicFX DJ in @LabsDotGoogle – and we’ve also updated Music AI Sandbox, a suite of experimental music tools which can streamline creation. 🎵
— Google DeepMind (@GoogleDeepMind) October 23, 2024
This will make it easier than ever to make music in real-time with AI.… pic.twitter.com/fUojQegZm6
このツールは、ユーザーが具体的な楽器やジャンル、さらには感情や雰囲気などの抽象的なイメージを入力することで、音楽知識がなくても簡単に30秒〜60秒の音楽トラックを生成することが可能に。これは「MusicFX」のアップデート版であり、プロンプトを連続して入力することでDJセットのように音楽を流し続けることができます。さらに、他ユーザーとの音源の共有、共有された音源のリミックスを作成する機能も追加されました。
今回新しく公開された「MusicFX DJ」を実際に使ってみながら、操作方法を解説していこうと思います!
体験動画
《Googleの音楽生成AI「MusicFX DJ」の使い方》
① アクセスとログイン
AI Test Kitchenのウェブサイトで「MusicFX」を見つけ、Googleアカウントでログインし、サイト左上部に表示されている
「Try MusicFX DJ」を選択し、DJモードに切り替える。
② プロンプト入力
画面が切り替わったら制作したい音楽イメージをテキストプロンプトとして入力。楽器・ジャンル・雰囲気など具体的なキーワードを使うことで、AIがより的確に音楽を生成する。
今回、僕は試しに「演歌」「トロピカルハウス」という要素を入れてみました。
③ 音楽の調整
生成された音楽はスライダーを使って、特定の音の強調や音量調整ができる。これにより、オリジナルなミックスを作成することが可能。
試しに「演歌」のスライダーをあげてみたところ、演歌を思わせるメロディーの強い音楽になりました。
④ 不要な要素の削除
気に入らない音は簡単に削除可能。マウスを合わせて、ゴミ箱アイコンをクリックするだけで、瞬時に調整できる。
⑤ 新しい要素の追加
生成された音楽にさらに要素を追加することで、より豊かなサウンドを生成。たとえば、「ドラム」や「ベース」などの楽器や、「Jazz」「Hard Techno」といったジャンルなどを加えることで、音楽がさらに進化する。
⑤ ダウンロード・共有
右下にあるアイコンから、完成した音楽をMP3形式でダウンロードし、SNSなどで共有することが可能。
以上が、「MusicFX DJ」の使い方の簡単な解説になります。
試しに僕も15分ほど遊んでみましたが、操作は直感的で、思いついた雰囲気やジャンルを入れるだけで音楽がどんどん生成されていくのが楽しかったです。上記で試した以外にも「ゲーム音楽」「8bit」と入力してみたところ、昔のゲーム音楽を思わせるトラックがすぐに再生され、リアルタイムで変化を加えられるのも面白いポイントでした。プロンプトを変えていくと、DJのようにスムーズに音楽が繋がり、思わず没入してしまいました。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。是非皆様も「MusicFX DJ」してみてください!
MusicFX DJ : https://aitestkitchen.withgoogle.com/tools/music-fx-dj