• HOME
  • HOME
  • FEATURES
  • Martin Garrixだけではない!ボーカルもこなすEDMアーティスト5選

Martin Garrixだけではない!ボーカルもこなすEDMアーティスト5選

今EDMシーンではMartin Garrixが、初めて自身のボーカルを入れた新曲「Angels For Each Other」をリリースし、その音楽的な挑戦に注目が集まっている。

今回、BeatMagでは過去に自身のボーカルを楽曲に取り込んだアーティストを5名ピックアップし紹介。

Drew Taggart (The Chainsmokers)

Drew Taggartは、実はThe Chainsmokersの楽曲で数多くのボーカルを担当し、その多くが大ヒットしている。彼がボーカルを担当した最初の楽曲は、彼らの代表曲である「Closer」。この曲は最早説明不要レベルでヒットし、Spotifyで30億回以上再生され、The Chainsmokersの中でも最もストリーミングされた一曲だ。さらに、2017年のBillboard Music Awardsでは「トップ・コラボレーション」と「トップ・ダンス/エレクトロニックソング」の二部門で受賞した。

その後も、Drew Taggartは「Paris」でもボーカルを担当し、Spotifyで10億回以上の再生を達成。「All We Know」では、コラボしたPhoebe Ryanの歌声と見事にマッチし、こちらもSpotifyで10億回以上の再生を誇った。過去の成功例から、Drew Taggartが今後もボーカルを担当する機会は増えるだろう。

Avicii

Aviciiは圧倒的な音楽的才能でプロデューサーとしては高い評価を得ていたが、シンガーとしては注目されていませんでした。彼がボーカルを担当した楽曲は実は1曲のみで、それが「True Believer」だ。しかし、この曲では彼のボーカルが編集されており、最初は声を聞き取るのが難しいかもしれません。

実際、彼は楽曲のヴァース部分で歌っており、その声はピッチが上げられている。しかし、曲のピッチを2セミトーン下げると、彼の声が明確に聞こえる。コーラス部分は、ColdplayのChris Martinが担当しているのだが、元々、Chrisが曲全体を歌う予定だったが、歌詞があまりにも独創的すぎると感じたため、Chrisは全てを歌わないことに。その結果、Aviciiがヴァース部分を歌うことになり、これが唯一のボーカル参加曲となった。

Mau P

彼は当初は本名で活動していたが、名前を「Mau P」に変更。この変化により、彼の音楽スタイルは一新され、さらに自らのボーカルを楽曲に取り入れるようになった。その象徴的な一曲が「On Again」だ。

「On Again」では、彼のボーカルが楽曲の中心となっており、曲全体を仕立て上げている。特にアカペラ部分は、ファンの間で人気を博し、世界中のDJのマッシュアップなどにも使用されるほど。この曲はリスナーの間で瞬く間に人気を集め、彼のDJセットでは欠かせない定番曲となり、彼の名を大きく広める楽曲の一つとなった。

Calvin Harris

Calvin Harrisが最初にボーカルに参加したのは楽曲「Summer」。この楽曲は本人の柔らかであり透き通ったボーカルが話題にもなり結果として大ヒット。

Calvin Harrisはその後も「My Way」でボーカルを担当しており、こちらもSpotifyで10億回以上再生されるなどヒットを記録している。

Like Mike

Like Mikeは、2015年にリリースされた「Higher Place」でNe-Yoと共にボーカルを担当。特にサビ部分では、彼の歌声が明確だ。

Like Mikeの落ち着いたトーンのボーカルは、楽曲の雰囲気と絶妙にマッチし、Ne-Yoのパワフルなパートとの対比が印象的。結果として、「Higher Place」は大ヒットし、Billboard Dance Club Songsチャートで1位を獲得し、さらにLike Mikeの母国ベルギーではチャート首位を記録しプラチナ認定を受けるなど、彼にとって重要な1曲となりました。

こうした成功を見ても分かるように、多くのEDMプロデューサーがボーカルにも挑戦し、新たな才能を開花させている。単なるトラックメーカーにとどまらず、アーティストとしての表現の幅を広げる動きは今後も増えていくだろう。

関連記事