現役DJ100人に聞いてみた!【COUNT DOWN PARTY 2025】今年の跨ぎの1曲目を大予想!
2024年も終わりが近づき、大晦日が目前に迫ってきました。年越しといえば、年越しそばや除夜の鐘、紅白歌合戦が定番ですが、クラブカルチャーを愛する人々にとってはカウントダウンパーティーが欠かせないイベント。
年をまたいだ後の一曲目は、DJにとって大きな悩みどころ。その年を象徴し、フロアの熱量を最高潮に引き上げる楽曲であることが求められます。また、イントロのインパクトが重要で、かかった瞬間にフロアが沸き立つような一曲でなければなりません。さらに、そのクラブのブランディングにマッチした選曲が必要です。
BeatMagでは現場で活躍するDJ 100人に「もし自分が年越しを担当するなら何かける?」というテーマでリサーチを実施しました。是非この記事で予習してからカウントダウンパーティーに繰り出してみてください。
HIPHOP / OPEN FORMAT系の現場では
HIPHOPやOPEN FORMATの現場で注目された楽曲として、最も多くの支持を集めたのは、Kendrick Lamarの「Not Like Us」。
Drakeとのビーフを発端に生まれたこのディストラックは、クラブシーンで爆発的なヒットとなりました。さらにグラミー5部門ノミネート、新アルバムのリリース、2025年スーパーボウルのハーフタイムショー出演発表と、Kendrick Lamarにとって話題に事欠かない一年となりました。
「Not Like Us」は今年のクラブを象徴する楽曲ですが、内容がDrakeへのディスという点で新年最初の選曲にはやや刺激が強いかもしれません。そこで別候補として挙がったのが、同アルバム収録の「TV OFF」。リリース間もないながらHIPHOPファンの間で高い人気を誇り、DJたちからも「年越しに使いたい」という声が多数寄せられています。中には「まずTV OFFをかけてからNot Like Usにつなぐ」というDJもいました。
EDM / ALL MIX系の現場では
一方、EDMが中心のクラブではどうでしょうか?EDMやALL MIXの現場で活躍するDJに最も支持を集めたのは、Martin Garrix & Third Party feat. Oaks & Declan J Donovanの「Carry You」。壮大なメロディと高揚感あふれるシンセが、新年のスタートにふさわしいと高い評価を受けています。
BeatMagでは、各地のカウントダウンパーティー情報を網羅した記事を準備中です。大晦日の予定がまだ決まっていない人はぜひチェックしてみてください。2025年も、最高の音楽とともに新しいスタートを切りましょう。