映画「F1」の公式サウンドトラックで、トップアーティストが名を連ねるコラボアルバム『F1: The Album』の参加アーティストと収録曲が明らかになり、6月27日に正式にリリースされることが発表された。
本作は、Apple Original Filmsによる映画『F1』のために制作された公式サウンドトラックだが、単なる映画のBGMにとどまらず、独立した音楽作品としての完成度の高さが注目を集めている。
参加アーティストのラインナップには、Tiesto、Dom Dolla、Peggy Gou、Ed Sheeranといったジャンルの最前線を走るアーティストたちが名を連ね、サウンド面でも幅広い層を魅了する仕上がりとなりそうだ。リードシングルとしてDon ToliverとDoja Catによる「Lose My Mind」がすでにリリースされている。
アルバムタイトルは『F1: The Album』。プロジェクトにはF1チャンピオンであり、映画のプロデューサーも務めるLewis Hamiltonも関わっており、選曲やビジュアル面にも彼の美学が反映されているという。
特筆すべきは、参加アーティストの多様性と、それぞれがこのプロジェクトのためにオリジナル楽曲を提供している可能性が高い点だ。たとえば、Doja Catはこれまでにもレーシングやスピード感をテーマにしたビジュアル表現を得意とし、今回の「Lose My Mind」も同様だ。Ed Sheeranはおそらくバラード寄りの切り口ではなく、アップテンポな曲の可能性がある。
他にも、今回の映画にも登場しているBLACK PINKのROSE、Bruna Boyなど世界の様々な“音”が交差する構成。フェス世代にとっては、単に映画を観に行くだけでなく、スピーカーで鳴らして体感すべき音楽イベント級のコンピレーションと捉えるべき内容だ。
アルバムのリリースは、映画の公開と同じく2025年6月27日予定。現時点では全曲リリースはされていないが、公式サイトでは「映画とは別にアルバム単体でも楽しめる構成になる」と明言されており、音楽シーンでも独立した話題作となりそうだ。
■『F1: The Album』 – トラックリスト
1. Don Toliver – Lose My Mind (feat. Doja Cat)
2. Dom Dolla – No Room for A Saint (feat. Nathan Nicholson)
3. Ed Sheeran – Drive
4. Tate McRae – Just Keep Watching
5. ROSÉ – Messy
6. Burna Boy – Don’t Let Me Drown
7. Roddy Ricch – Underdog
8. RAYE – Grandma Calls The Boys Bad News
9. Chris Stapleton – Bad As I Used To Be
10. Myke Towers – Baja California
11. Tiësto & Sexyy Red – OMG!
12. Madison Beer – All At Once
13. Peggy Gou – D.A.N.C.E
14. PAWSA – Double C
15. Mr Eazi – Attention
16. Darkoo – Give Me Love
17. Obongjayar – Gasoline
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