曲名についてる「Dirty」「Clean」って何?
洋楽を聞いている時に曲名の最後に「Clean」や「Dirty」「Explicit」など書いてあるのを見たことはありませんか?
僕も最初意味を知らず、曲の音質のことだと思っており、DJで使う楽曲をダウンロードする際とりあえず「Clean」でダウンロードしていました。
今回は意外と知られていないそれらの意味を紹介していこうと思います!
目次
1.「Dirty」「Explicit」と「Clean」の違い
結論から言うと、「Dirty」「Explicit」は原曲そのまま過激な言葉や内容が含まれているバージョンのこと。
一方、「Clean」は原曲から不適切、過激な言葉や内容を取り除いた、より親しみやすいバージョンを指す。
実際に聞いた方がわかると思うので、気になる方はこの「Doja cat – Boss B*tch」のCleanバージョンと原曲を聴き比べて見てください。
(Clean バージョン)
(原曲バージョン)
サビを聞くとその違いがはっきり分かると思います。
Cleanバージョンは基本的には過激な言葉をカットしたりエフェクトで隠しており、曲を聞いている時に凄い違和感を感じるため、 僕はクラブで使う場合は基本的にDirtyバージョンです。
クラブでDJ中、間違えてCleanバージョンを流してしまって他のDJの方から怪訝な目で見られることも稀にあります…
しかし、お昼のイベント、スポーツ会場、レストランなどクラブ以外でDJする時にはCleanバージョンをかけるようにしています。
子供もいるような現場で卑猥なリリックとか聞かせるわけにいきませんからね。
爽快で聴き心地がいい曲でもマ⚪︎ファナについて気持ちよく歌ってる曲とかもあるので、リリックをチェックしてからかけるのがオススメです。
「Dirty」「Clean」の意味を説明したところで、ついでに曲の後に付いている単語の意味を他にもいくつか紹介したいと思います。
「Original Mix」
原曲のこと。
「Extended」
これは通常の曲よりも長く、追加のパートやサウンドが含まれている。これにより、DJがプレイする際にミックスやフェードがスムーズに行えるようになる。
クラブやダンスフロアでの再生を目的としているバージョン。
「Remix」
元の曲をリミックスや再構築して、新しいサウンドや要素を追加したバージョン。
他のアーティストやプロデューサーが曲を再解釈し、独自のスタイルやアレンジで再構築をしたもの。
「Bootleg」
公式リリースではなく、非公式のリミックスや再編集されたバージョン。
通常、アマチュアのプロデューサーやファンが制作し、非公式に共有される。
ライセンスや許可を得ていないため、法的な問題が生じることがある。
「Edit」
RemixやBootlegと同じく再編集された楽曲のことだが、上記二つよりかは大きくアレンジされていない場合に使われる。
「Radio」
ラジオ放送用に編集されているバージョン。通常、長さが調整され、ラジオに適切な形式に整えられている。
ラジオ局が音楽の流れを最適化し、広告などの要素を挿入するために使用される。
「VIP」
楽曲制作者本人がRemixしたもの。
「Flip」
Editと同義であり、より簡素なアレンジの場合に使用される。
「ID」
未発表、未公開の曲を呼ぶ場合に使われる。
最後に
DJデビュー当初、冒頭でも述べたように「Dirty」「Clean」の違いを音質だと思っていた僕は手当り次第にCleanバージョンをダウンロードして現場で流していました。
どうかこの記事を最後まで読んで下さった方は、僕と同じ轍を踏まない事を祈っております。
他にも紹介出来ていないものがまだまだあるので、反響あればパート2も作成しようと思います!
ここまで読んで頂きありがとうございました!