世界的DJのSteve Aoki(スティーブ・アオキ)が共同創業したAI企業「Selendis」が、動画編集AI「Archon(アルコン)」を発表した。
2026年11月3日に公開されたこのAIは、撮影したままの動画素材から、わずか数分で完成形の動画を作り上げることを目指したもの。さらに、使う人の編集スタイルを学習し、好みに合わせた動画編集ができるという。
■ 動画編集が数分で完了?AIが編集スタイルまで学習
Archonの大きな特徴は、単に動画を自動編集するだけでなく、クリエイターごとの好みを学習する点にある。
過去に制作した動画や参考動画、編集時の判断などをもとに、カットの仕方や映像の構成を学習。編集を重ねるほど、その人らしい動画に仕上げられるようになるという。

これまで時間のかかっていた動画編集を大幅に短縮できる可能性があり、DJのライブ映像やイベントのアフタームービー、SNS向けのショート動画制作などにも活用が期待される。
■ Steve Aoki自身の経験から生まれたAI
Steve Aokiは自身のSNSで、膨大な量の映像コンテンツを制作してきた経験をSelendisの開発に生かしたと説明。

自身の編集チームが大量の撮影素材に対応できるようになったことにも触れ、ほかのクリエイターにも、自分らしいスタイルを維持しながら素早く動画を制作してほしいという考えを示している。
世界中を飛び回り、数多くのライブ映像やSNSコンテンツを発信するSteve Aokiだからこそ生まれたサービスともいえそうだ。
■ 現在は事前登録を受付中
Selendisは現在、公式サイトでウェイトリスト(事前登録)の受付を行っている。
公式SNSでは早期アクセスと3か月間の無料利用に関する案内も行われているが、正式な提供開始日や料金、日本語への対応状況は明らかになっていない。
動画制作の負担をどこまで減らせるのか。Steve Aokiが手掛ける新たなAIの展開に注目したい。
