Daft Punkが1997年2月に録音した未公開DJミックスが公開された。約30年前にロンドンのラジオ番組へ送られたカセットテープから発見されたもので、当時の2人の選曲を聴ける貴重な音源となっている。
■ 約30年前のカセットテープから発見
今回のミックスを発見したのは、DJでレーベル運営者でもあるRalph Lawson。2024年に自身のコレクションを整理していた際、長年保管されていたカセットテープを見つけたという。
音源はDaft PunkのThomas BangalterとGuy-Manuel de Homem-Christoが1997年2月に録音したもの。当時Lawsonが担当していたロンドンのラジオ番組「Trans Europe Express」に向けて送られたミックスだった。

しかし、発見されたテープはカビや破損が進んでおり、音源の修復も難しい状態だった。最終的にはブリストルのスタジオと協力して復元に成功し、今回の公開に至った。
■ 『Homework』初期のDaft Punkを感じる選曲
ミックスには、Jack Da Ripperの「Beautification Of House」やRomanthonyの「Everybody Dancing」、House Of Jazzの「Lose My Mind」などが収録されている。
さらに、Daft Punkのデビューアルバム『Homework』に登場する架空のラジオ局「WDPK 83.7 FM」のイントロも含まれている。
1997年といえば、『Homework』がリリースされた年。世界的な人気を確立する前のDaft Punkが、当時どのような音楽を選び、DJミックスを構成していたのかを知ることができる。
今回の発掘は、単なる懐かしい音源の公開にとどまらない。フレンチハウスが世界へ広がっていく時代の空気を、当時の選曲から振り返る機会にもなりそうだ。
約30年前のカセットに残されていた、Daft Punkの貴重なDJミックス。ファンはもちろん、現在のハウスミュージックシーンに興味がある人も一度聴いてみてほしい。
