AlphaThetaが10月13日、DJ向けの新たなサブスクリプション「Studio Plan」の提供を開始した。
DAWソフトウェア「Bitwig Studio Essentials」を利用できるプランで、rekordboxに蓄積した楽曲ライブラリや解析情報を制作へ持ち込める。選曲とプレイの準備を、そのままエディットやリミックスの出発点にする提案だ。

BPMやHOT CUEを制作へ
連携の中心となるのは、DJが日頃から整えているBPM、キー、HOT CUEなどの情報。Bitwig側のブラウザーからrekordboxのライブラリを参照し、楽曲をプロジェクトとして開ける。

HOT CUEは目印として表示でき、楽曲構成の解析やキューを利用したクリップ分割にも対応する。イントロを伸ばす、展開を組み替えるといった編集を始める際、準備済みの情報を使える点がポイントになる。

Bitwigによると、連携機能は同日公開のバージョン6.1.4で利用可能。アクティブなアップグレードプランを持つStudio、Producer、Essentialsの各ユーザーが対象となり、同じコンピューターへのrekordbox 6以降のインストールが必要だ。
30日間の試用と今後のSTEMS対応
Studio Planには30日間の無料トライアルが用意される。既存のrekordboxのFree、Core、Creative、Professionalなどとは独立したプランのため、加入状況を確認して検討したい。楽曲をボーカル、ドラム、ベースなどに分けるSTEMS機能も案内されているが、こちらは今後のアップデートで対応予定。発表時点ですべての機能が使えるわけではない点には注意が必要だ。

音源の利用許諾は別途確認
国内のDJにとっては、使い慣れた楽曲管理環境から制作へ進む入口が増えた形になる。なお、連携によって音源の利用許諾が付与されるわけではない。制作物の公開や配布を考える際は、原曲の権利関係も別途確認しておきたい。
